分析サービス

カーエレクトロニクスやライフサイエンスの分析・解析で
研究開発をサポートします。

分析・観察用試料調整

金属組織エッチングの受託サービス

薬品での表面腐食による、金属組織検査用の前処理を行います。

概要

エッチングとは、薬品などの化学反応による腐食作用を利用した表面加工の手法です。この原理を利用した観察用の前処理が金属組織のエッチングです。
金属表面をエッチングすることで結晶方位の違いや組成の違いにより凹凸が付き、金属組織の観察を行うことができます。

特徴

化学エッチング

試料を化学薬品(シュウ酸、ナイタール等)に漬け込み、金属組織を表面化させます。
(※試料の材質・処理条件により、薬品の種類・浸漬時間・温度等の条件を選択します。)

電解エッチング

耐食性の高い金属や合金属に対して化学エッチングが困難な場合、化学薬品に漬け込み、さらに試料に電気を流すことによって組織を表面化させやすくします。
(※試料の材質・処理条件により、薬品の種類・浸漬時間・温度・電流量等の条件を選択します。)

エッチング可能な材料

ステンレス鋼、アルミニウム合金、鉄鋼、銅、炭素鋼、樹脂、鉛フリーはんだ、鉛入りはんだ、など。
その他につきましては、ご相談下さい。

各種試験から断面研磨・観察まで対応

金属組織観察前の各種気象的・機械的環境試験にも対応。
試料カット⇒樹脂埋め⇒鏡面研磨仕上げ⇒エッチング⇒金属顕微鏡・走査電子顕微鏡等による観察まで承ります。

用途

はんだ接合部の観察

例)鉛フリーはんだ接合部の組織観察

溶接断面の観察(レーザー・TIG・アーク・スポット・抵抗・EBなど)

例)電解エッチングによる溶接部断面観察

各種金属の観察

例)黄銅の組織観察

Q&A

全ての金属についてエッチング可能ですか?
全ての種類の金属をエッチングするのは難しいかと思われます。
例えば銅でも黄銅、ジルコニウム銅、鉛銅など数十種類の銅があり、それぞれエッチング方法が異なる事があるため、中にはエッチング不可能なものもございます。
まずはお気軽にお問合せ下さい。
観察可能な試料サイズはどれぐらいですか?
エッチング可能な試料サイズはおおよそ50mm角になります。
金属顕微鏡での観察であれば、試料サイズで50mm角程度まで、倍率で1,000倍までの観察が可能です。
SEMでの観察であれば、試料サイズでφ180mm×t70mmまで、倍率で約20,000倍までの観察が可能です。
エッチング後に試料表面(断面)が錆びやすくなることがありますか?
試料表面に薬品が残留している場合、エッチング前よりも錆びやすい状態になることがあります。
お客様の方で観察をされる際、防錆材や防湿材を同封して速やかに発送させていただきます。
化学薬品を使用しないエッチング方法はありますか?
イオンビームによる断面研磨及びエッチング(イオンミリング)の手法がございます。
イオンミリングは非常に弱いイオンビームで加工を行うため、高倍率での組織観察が実施可能です。また薬品・水を使用せずに加工を行うため、水分により変質してしまう試料の加工も実施可能です。

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