分析サービス

カーエレクトロニクスやライフサイエンスの分析・解析で
研究開発をサポートします。

成分分析

無機化合物分析の受託サービス

無機化合物の定性・定量分析や化学結合状態、結晶構造の解析を実施します。

概要

無機化合物とは、化合物の中でも炭素を含まない化合物、有機化合物(炭素を含む化合物)ではない化合物を指します。
⼀般的には⾦属元素および⾮⾦属元素の化合物ですが、⼀酸化炭素や⼆酸化炭素など、炭素を含んでいる簡単な炭素化合物も無機化合物に含まれることがあります。
無機化合物分析サービスでは各種装置を用いて、無機化合物の定性・定量のみならず、化学結合状態や結晶構造の解析などが可能です。
JTLでは、X線光電子分光(ESCA/XPS),X線回折(XRD),ラマン分光法などの装置を用いて、最適な分析サービスを提供します。

特徴

無機化合物の同定・定量分析

無機化合物分析サービスでは、化合物として、未知物質の同定を行います。
EDXやWDXといった電子線を用いた分析では、元素は個別の単体として検出されますが、無機化合物分析では、化合物として同定・定量を行うことが可能です。
身の回りに存在する様々な物質は、元素単体ではなく、何らかの化合物として存在しています。
無機化合物分析により、各種製品や鉱物、排水等の成分に関する情報を得ることが出来ます。

化学結合状態解析

ESCA/XPSを用いて、結合エネルギーのズレ(化学シフト)から化学結合状態の解析が可能です。
ESCA/XPSは表面数nmから分析が可能で、深さ方向の分析にも対応致しております。

結晶構造解析

XRDを用いて、結晶構造の解析を実施致します。サンプルの結晶性、配向性、格子歪みなどを調査することが可能です。

設備紹介

用途

工場排水や汚泥、各種有害物質の金属濃度分析

X線回折を用いることで、工場排水や土壌に存在する金属濃度を容易に分析できます。また、化合物として無機物が分析である特徴を生かして、鉱物や岩石が可能です。この特徴を生かし、有害物質(アスベスト等)の分析にも生かされております。

金属やメッキの酸化率の定量化

酸化物を化合物として分析し、結合状態も区別することが可能です。
例えば酸化鉄であれば、ヘマタイト(Fe₂O₃)とマグネタイト(Fe₃O₄)を区別することができます。

メッキの結晶構造解析

メッキの物性には、結晶性が大きく影響しています。
無機化合物分析では、結晶粒度や配向性などの結晶構造も解析することが可能です。

薄膜成分の深さ方向分布

XPSを用いて、深さ方向の成分分析が可能です。薄膜や積層膜の各層の組成を調査致します。
評価可能な情報深さは数nm~となります。
多層構造を持つ試料の評価や、表面異常の調査に有効です。

Q&A

サンプルは非破壊で分析可能ですか?
表面分析は基本的に非破壊となります。ただし、X線やレーザーの長時間に渡る照射により、表面に焼けが生じる場合がございます。
また、深さ方向の分析の場合をご希望される場合はイオンによるエッチングを実施致します。
分析を行う雰囲気は大気・真空どちらになりますか?
X線回折・ラマン分光は、基本的に大気雰囲気下での分析となります。
ESCA/XPSは、真空雰囲気が必須となります。
液体や気体は分析可能ですか?
申し訳ありませんが、液体や気体の分析には対応しておりません。
固体、または粉体の分析にのみ対応しております。
サンプルの形状に制限はありますか?
各装置の最大試料寸法は下記の通りとなります。表面に凹凸がない試料が望ましいです。
XRD : φ100mm以下、高さ20mm以下
XPS : 10mm□程度、高さ10mm以下
ラマン: φ30mm程度、高さ20mm以下

このページに関するお問い合わせ・お見積り

お問合わせ

PAGE TOP