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GC-MSによる作業環境中のシロキサンガス分析

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GC-MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)
シロキサン分析
不具合解析

Introduction

シリコーン樹脂、シリコーンオイル、シリコーン接着剤などのシリコーンを使用した製品は、工業製品、化粧品、医薬品など様々な分野で幅広い用途に使用されています。
シリコーンはポリジメチルシロキサンとも言われ、シロキサンを構造に持つ成分です。
シロキサンは鎖状と環状の2種類があり、様々な分子量を持ちますが、その中でも低分子のシロキサンは不具合を引き起こすことがあります。
不具合例として電子部品の接点不良などが挙げられますが、これは熱がかかることでシリコーンの低分子シロキサンがガス化し、周辺に付着した後、シロキサンが酸化分解されてシリカ(SiO₂)となり堆積することで引き起こされる導通不良が原因です。

Method

吸引ポンプを用いて、吸収瓶中のヘキサンに気体を通気させ、ヘキサン中にシロキサンガスを捕集しました。

GC-MSの測定項目は、低分子シロキサンとして環状シロキサンの3量体(D3)~10量体(D10)の8項目を対象に分析を行いました。また、D4以外の7項目はD4の検量線による半定量値として算出を行いました。

Result

GC-MS分析結果より、シロキサンは検出されず、全ての項目で定量下限未満となりました。
このことから作業環境中にシロキサンガスは発生していない、または、定量下限未満の僅かな量であることが確認されました。

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