受託試験

治具作製から前段取り、規格・特殊試験にわたり、R&Dに関わる信頼性評価をワンストップで対応します。

環境試験による受託サービス

光沢度測定(光沢計)

光沢計を用いて物体表面の光沢具合を数値化し、サンプルの光沢度(鏡面光沢度)を測定します。

概要

光沢度測定の委託先にお困りではありませんか?

JTLは総合受託会社として、光沢計を保有しています。光沢計では、物体表面の光沢具合を数値化することで、サンプルの光沢度(鏡面光沢度)の測定・評価が可能です。プラスチックや塗膜・アルミの陽極酸化皮膜・ほうろの光沢度測定、JIS Z 8741JIS P 8142など様々な規格に沿った受託測定に対応します。

また、光沢計のみならず、キセノンウェザーメータ試験機(促進耐候性試験機)、ヘーズメーター(曇り度計)、色差計(測色計)も所有していますので、一貫した受託サービスが可能です。

外部委託先・試験場をお探しの方は是非ご依頼ください。

原理

一般的に光沢はつやと呼ばれ、物体表面の鏡面反射光の度合いを示します。
光沢計はこの正反射光を光沢値として数値化して、つやの評価をすることが可能です。

No.58_光沢計_#2.JPG

特徴

多角度での鏡面光沢度測定が可能(JIS Z 8741)

JIS Z 8741 鏡面光沢度の測定方法に規定のある5角度の測定が可能です。記号としては、Gs(20°)、Gs(45°)、Gs(60°)、Gs(75°)、Gs(85°)です。
※全角度、同時に測定可能

高精度な鏡面光沢度測定が可能

測定角度が固定された構造のため、測定再現性に優れています。

試験実施と前後評価を一括で対応可能(キセノンウェザーメーターの保有)

光沢計による比較評価だけでなく、キセノンウェザーメータ試験機(促進耐候性試験機)、ヘーズメーター(曇り度計)、色差計(測色計)も所有していますので、耐候性試験に関わる評価業務をまとめて委託可能です。
キセノンウェザーメーター試験/促進耐候性試験
曇り度測定(ヘーズメーター)
色差測定(色差計/測色計)

技術事例

鏡面光沢度測定

設備ラインナップ

  • スガ試験機製

    GS-4K

    ●測定項目:GsS、Gs、⊿Gs、RPG
    ●測定角度:20°、45°、60°、75°、85°
    ●安定性:⊿GSの標準偏差0.1以内
    ●所有事業所:神奈川事業所

  • 日本電色工業製

    VG-8000

    ●測定角度:20°、45°、60°、75°、85°
    ●所有事業所:春日井事業所

Q&A

Q.データはどのような形式でいただけますか?

A.基本は弊社フォーマットにて報告書を作成しますが、ご希望があれば貴社フォーマットでのデータの提出も可能です。

Q.測定可能なサイズはどれぐらいですか?

A.測定面で20×60mm以上のサイズが必要です。測定面がフラットなため、大きな試料も測定可能です。

Q.どのような試料形態でも測定は可能ですか?

A.バルク(固体)試料のみ測定が可能です。

Q.どのような項目の測定ができますか?

A.下記項目の測定が可能です。
・GSs…データ更新後最初の鏡面光沢度測定値
・GS…鏡面光沢度測定値
・△GS…鏡面光沢度測定の差(GS-GSs)
・RRG…光沢残存率(GS/GSs)

評価業務にお困り事はございませんか?

JTLはお客様の頼れるパートナーとして、
シチュエーションに応じた迅速丁寧な対応を心がけております。
どんな些細なことでも構いませんので、
まずは下記のメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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