受託試験
治具作製から前段取り、規格・特殊試験にわたり、R&Dに関わる信頼性評価をワンストップで対応します。
受託試験
治具作製から前段取り、規格・特殊試験にわたり、R&Dに関わる信頼性評価をワンストップで対応します。
音響評価の委託先にお困りではありませんか?
脱炭素社会の実現を目指してEV(電気自動車)化が加速する中、エンジンがモーターに置き換わることで発生音やその発生源の変化が起こり、さらなる静粛性向上が求められます。その中でNVH領域(※)の評価の重要性が増してきています。
JTLは総合受託会社として、音響評価・計測技術を用いて「可視化と数値化」を行い、音にまつわる開発支援サービスを提供します。
※ N=ノイズ、V=バイブレーション、H=ハーシュネス
音響評価に必要なツールとしては「無響室」と「計測・解析機器」があります。
無響室とは、音の反射をほとんどなくし、室内での音の反響を無視できるほど小さく設計した部屋のことを指します。
計測・解析機器とは、代表的な機器としてはマイクロホンアレイがあり、これは複数のマイクロホンを空間的に異なる位置に配置し、発生音の音圧測定やその発生源の探査に使用できます。
提供できる半無響室は、W7000×L10200×H3000mmと大型であり、車両をそのままの状態で搬入することが可能です。
暗騒音は20dB以下の設計となっており、安定した環境での音響評価を実現します。
空間的に配置された36個のマイクとカメラを有したマイクロホンアレイを用いて、高品質な音響評価を提供します。
音圧測定はもちろん、どこからどれぐらいの大きさの音が発生しているかを可視化する様な解析にも対応しています。
音響評価に対応できる技術者が付帯作業を含めた試験対応が可能です。
また、お客様自身で準備から試験実施まで対応をご希望される場合は、監督者付での試験室・設備貸し出しにも対応します。
ひずみ・加速度・変位の計測、通電させながらの試験では各種電源やオシロスコープ等の計測器も提供可能です。
また、試験に治具が必要な場合は、JTLにて提案、設計~製作まで対応します。
風洞実験装置で発生させた風を供試体に当てることによって発生する空力騒音を測定します。
高性能なマイクロホンアレイとカメラを組み合わせることで、騒音測定のみならず、音源の可視化(発生源特定)を行うことも可能です。
形状や構造の変更による空力騒音の低減対策に活用いただけます。
自動車業界では電動化に伴い静粛性が向上し、内装電動部品のモータ作動音(大きさ・種類)に対してシビアな評価が必要になります。
そのような場合に、半無響音室にてマイクロホンアレイとカメラを組み合わせ、作動音の測定と音源探査の評価を行い、その評価結果を作動音対策に活用いただくことが可能です。
ソノーラテクノロジー製
大型でありながら低い暗騒音の環境にて音響評価に対応可能です。
●試験室広さ:W7000×L10200×H3000mm
●規格:JIS A 1417/JIS Z 8732に適合
●暗騒音:20dB以下
ブリュエル・ケアー(Bruel&Kjaer)製
配置された36個のマイクロホンを有した機器で精度の高い測定を実施します。様々な騒音源に対して解析・騒音マップを作成します。
●型式:3053-B-120(インプットモジュール)、4958(マイクロホン)
Q.半無響室の貸し出しは可能ですか?
A.安全性や設備保護の観点より、必ず風洞実験のオペレーターを1名付けさせて頂きます。それ以外のセッティングや付帯作業はお客様でご対応頂いても構いませんし、すべての作業を委託して頂くような対応も可能です。
評価業務にお困り事はございませんか?
JTLはお客様の頼れるパートナーとして、
シチュエーションに応じた迅速丁寧な対応を心がけております。
どんな些細なことでも構いませんので、
まずは下記のメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。