分離分析装置
ガスクロマトグラフ(GC)による受託サービス
無機ガスの定量分析を行います。
概要
ガスクロマトグラフ(GC)による、有機化合物の定性および定量分析を実施しております。
熱伝導度検出器(TCD)、バリア放電イオン化検出器(BID)を保有し、加熱発生ガスの定量、無機ガスの分析などに対応いたします。
原理
ガスクロマトグラフ(GC)は、注入した試料を気化させ、移動相のキャリアーガスによってキャピラリーカラム(固定相)に流し、相互作用により分離し検出器で測定します。
試料の注入方法はいくつかあり、スプリットやダイレクトなどで、目的に合わせて選択します。
キャピラリーカラムは、溶融シリカ管に固定相が塗布されており、測定物質により無極性・中極性・高極性の固定相を選択します。
カラムで分離された成分を各種検出器で測定(定量)します。

用途
加熱発生ガス・アウトガスの分析
原材料中の微量不純物の分析
無機ガス・低級炭化水素の分析
リチウムイオン二次電池の内部ガス分析
残留溶媒の分析
設備紹介
ジーエルサイエンス製
GC-4000 Plus
【GC-TCD(ガスクロマトグラフ)】
●検出器:熱伝導度検出器 TCD
●温度範囲:~350℃
●キャリアガス:Arガス島津製作所製
GC-2010 Plus
【GC-BID(ガスクロマトグラフ)】
●検出器:バリア放電イオン化検出器 BID
●温度範囲:~350℃
●キャリアガス:Heガス
Q&A
- 分析方法の開発からお願いできますか?
- 弊社にメソッドが無い、実績が無い化合物でも、お受けすることは可能です。
- 標準物質やカラムは支給ですか?
- 弊社で準備しますので、サンプルのみご支給ください。
- サンプル量はどのくらい必要ですか?
- 前処理方法や下限値により変わりますが、液体は2~3mL、固体は2~3g程です。
このページに関するお問い合わせ・お見積り
フリーダイヤルはこちら 0120-31-6620
オペレーターが内容確認後に担当よりご連絡致しますので回答にはお時間をいただきます。