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カールフィッシャー電量滴定法+気化装置による樹脂の水分量測定

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カールフィッシャー
水分測定

Introduction

樹脂材料となるペレット樹脂は、大気中の水分を吸水する傾向にあり、水分量が多いほど、気泡・クラック・変形・色ムラなど成形不良に繋がります。よって事前に、水分量を量を把握することが樹脂成形品の品質向上につながります。
今回は【カールフィッシャー電量滴定法+気化装置】を用いてペレット樹脂の水分量を測定しました。

Method

試料ボードにサンプルを投入し、150℃の炉の中に入れ、加熱によって発生した水分が外気と遮断した電解セルの陽極室に導入し、よう化物イオンを混合したカールフィッシャー試薬を電気分解してよう素を発生させます。
発生させたよう素および二酸化硫黄などを含むカールフィッシャー試薬は、メタノールの存在下で水と定量的に反応します。この原理を利用してよう素を発生するために消費した電気量から試料中の水分量を求めます。

※樹脂以外の金属や岩石などの個体も測定可能です。

Result

ポリプロピレンよりアクリル樹脂の方が水分量が多い結果でした。

電量滴定法は検出感度が非常に高いため、微量な水分も測定可能です。
重量法(乾燥減量法)では恒温槽内で乾燥させる時間が長時間必要なため、結果を得るのに時間がかかってしまいますが、カールフィッシャー法では短時間で結果を得ることができます。
重量法(乾燥減量法)で水分測定を行う場合、水分と揮発物質の区別ができませんが、このカールフィッシャー滴定法を用いれば揮発物質が共存していても問題なく水分の測定を行うことができます。

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