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加熱脱着GC-MSによるプラスチック製品のVOC分析

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GC-MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)
VOC分析
ガス分析
加熱脱着GC-MS

Introduction

VOC(Volatile Organic Compounds)とは揮発性有機化合物を指し、WHOによる分類では大気中に気体で存在する有機化合物のうち沸点が50℃以上260℃未満の物質の総称と定義されています。
これらは浮遊粒子状物質や光化学オキシダントの原因のひとつであり、大気汚染をもたらすと共に人の健康への影響が懸念される物質です。
VOCは排出規制や自主的取り組みによる規制によって排出抑制が進められており、今後もさらなる自主的取り組みの充実が期待されています。

Method

材質の異なる2種類の試験片を使用しました。
サンプリングバッグ法に基づき、テドラーバッグに試験片を入れた後、切り取ったバッグ部分をシールして密閉し、内部の空気を吸引しました。
その後窒素ガスを封入し、65℃で2時間加温しました。加温後、Tenax TAにバッグ内のガスを捕集し、加熱脱着装置付きGC-MSで分析を行いました。
なお、加温時間および温度はご指定の条件により変更することが可能です。

Result

それぞれの試験片から、以下の結果が得られました。

今回の分析では、試験片により異なる結果が得られました。このように、加熱脱着GC-MSによって上記の8成分を一斉分析することが可能です。
また、今回は試験片を使用しましたが、大型部品の場合も大型のサンプリングバッグ・恒温槽を用いることでサンプルを切断することなく測定することが可能です。
GC-MSおよびHPLCを用いた自動車室内部品のVOCs分析

なお、加熱脱着GC-MSで測定した8成分以外にVOC対象項目となっているホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アクロレインも高速液体クロマトグラフ法を用いて測定可能です。

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