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FT-IRによる異物分析

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FT-IR(フーリエ変換赤外分光光度計)
成分分析
機器分析
異物分析

Introduction

フーリエ変換赤外分光法とは、化合物分子の赤外吸収スペクトルを利用して化合物を定性・定量する方法です。
この方法を用いた異物の同定は、幅広い分野に用いられています。
FT-IRの1回反射AR法を用いた場合、個体・液体問わず迅速に異物の特定を行うことができます。
今回は身の回りで確認された異物の成分を調査した結果を紹介します。

Method

繊維状の異物をそのまま用いて1回反射AR法で測定しました。
1mm以下の小さな異物でも、複数あれば集めて非破壊で測定することが可能です。
採取した異物に異なる波長の赤外線を照射すると、それぞれの分子構造特有のスペクトルが得られます。
それらをデータベース(既知のスペクトル)と比較し、異物の成分を特定します。

Result

スペクトルからアミド結合のピーク(1630cm-1付近と1520cm-1付近)が確認されました。
検索の結果、繊維状の異物はシスチンを主成分とするタンパク質のスペクトルと類似していました。
検索結果と異物の形状から、異物は毛髪であると推察されました。

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