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「機械検査技能士」取得の取り組み

2025.05.30

技術ブログ

当社は日々、評価技術の向上に努めています。

計測事業部ではその取り組みの一つとして「技能検定」の資格取得を推奨しています。

顧客にとって、どんな人が自社の製品評価に携わっているのかというのは気になる点かと思いますし、
従業員の視点においても自分たちがどの程度の知識や技能を持っているかを
公的な指標で位置付けられることは自信に繋がるためです。

image_1.png

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当社の機械検査技能士の保有者数は下記の通りです(20254月現在)

・特級機械検査技能士 1

1級機械検査技能士 7

2級機械検査技能士 13

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それでは、技能検定が一体どのような制度なのかについて解説していきます。




1. 技能検定制度とは

技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。

技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として
職業能力開発促進法に基づき実施されています。

合格者には厚生労働大臣名(特級、1級)、または都道府県知事(2級、3級)の合格証書が交付され、
技能士と称することができます。

2. 技能検定の等級区分

次の通り定義付けがされています。

特級 管理者または監督者が通常有すべき技能の程度(受験資格:1級合格後5年以上の実務経験)

1級 上級技能者が通常有すべき技能の程度(受験資格:7年以上の実務経験)

2級 中級技能者が通常有すべき技能の程度(受験資格:2年以上の実務経験)

3級 初級技能者が通常有すべき技能の程度

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3. 技能検定の実施体制と職種

技能検定の実施は職種により、都道府県職業能力開発協会と、民間の指定試験機関が実施しています。

職種は130を超え、分野も多岐にわたります。

< 職種 >

・機械検査

・化学分析

・金属材料試験

・機械加工

・金属プレス加工

・プラスチック成形

・鋳造

・機械保全

 など







 以上のような制度となります。

1級、2級とも一般の合格率は30% 前後と言われていますが、
当社では毎年、通過儀礼的に直近の合格者が次の受検者を合格させるというサイクルで運用し、
高い合格率実績を維持しています。 

確かな技術はサービスプロバイダーにとっての基本的な要素であり、
それらは知識や経験、とりわけ「個人」のスキルに大きく依存します。

人が最も重要な要因となり私たちにとってかけがえのないものです。

当社では上記のようなメンバーで、柔軟性に富んだサービスと品質を両立させます。

製品評価でお困りの際は、気兼ねなくお問い合わせください。

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