量産工程(一部)の外部委託【パッケージ委託→パートナーシップ委託】

JTLが提供する委託事例をご紹介します。
今回ご紹介する事例は、『量産工程(一部)の外部委託』です。

概要

ご利用企業・部署
企業：専門メーカー
部署：生産管理部門

ご利用ソリューション
パッケージ委託から
パートナーシップ委託へ遷移

ご利用期間
1.5年間

背景

ある専門メーカーの量産工程において、工程内で熱処理が必要な製品がありました。
生産増に伴い熱処理工程のキャパが足りず、設備の増設を検討しましたが、
設備納入の納期が６ヵ月以上かかるということが判明しました。
そこで熱処理の外部委託先を探したのですが、熱処理によって寸法の変化が起きるため、
処理後には必ず三次元測定機による測定の実施が必要であり、処理と測定の両方に
対応ができるJTLに声を掛けていただきました。

提案から導入まで

このような課題に対してJTLは、お客様の生産管理部門と生産スケジュールを共有いただき、
お客様の工程に合わせた熱処理＋測定スケジュールの調整を行い、
切れ目なく対応できる環境を構築するという提案を行いました。
また現状の工程から製品の流動が変わるため、工程変更のためのデータ取りを無償実施、
監査の受け入れも許可しました。
また、量産かつ長期にわたる依頼となることから、処理量の一定量確保を前提条件として
ボリュームディスカウントの提案も実施しました。

得られた効果

外部委託にて熱処理が対応できる体制を整える事が出来たため、新規設備投資を中止し、
JTLへの工程委託で対応する方向となりました。
理由としては先々の生産(注文)数量の減少リスクを考えた時に、自社で新たに設備を導入するよりも
外部委託でリスクをヘッジすることを選んでいただいたためです。
測定も合わせて実施できることは手離れが良く、細かな日程調整にも対応できることで、
生産スケジュールに対して遅延を発生させることなく処理を行うことができました。

その他、JTLではお客様の抱える評価業務での課題やその背景をお伺いし、
技術力と経験、人的・設備的リソースを組み合わせた委託形態をご提案します。

お困りの際はお気軽にご相談ください。

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スポット委託

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