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量産開始に向けた生産技術部門の支援【スポット委託→パートナーシップ委託】

2024.01.22

委託事例

JTLが提供する委託事例をご紹介します。
今回ご紹介する事例は、『量産開始に向けた生産技術部門の支援』です。

概要

スポット委託からのパートナーシップ委託.png

ご利用企業・部署
企業:樹脂成形部品メーカー
部署:生産技術部門

ご利用ソリューション
スポット委託から
パートナーシップ委託へ遷移

ご利用期間
3年

背景

ある樹脂成形メーカーでは、量産にむけたライン構築を生産技術部門が担っており、
その業務の中には「成形金型の修正」や「成形の条件出し」等の業務も含まれていました。
これらの業務には、三次元測定機を中心に様々な測定機を使用する必要があるのですが、
寸法測定には測定特有の技術や設備が必要であり、品質管理部門への評価依頼を行っていました。
しかし品質管理部門は量産品への対応も抱え、量産品であるがゆえにそちらを優先せざるを得ない状況があり、
測定者の採用・育成には多くの時間がかかるため、社内の測定業務は慢性的に負荷が高い状況でした。
No.011_背景.png

提案から導入まで

このような課題に対してJTLは、生産技術部門が品質管理部門に依頼をしていた測定業務を
一括で請け負うことを提案しました。
これは測定業務に精通した人材を多く抱えているJTLだからこそできる提案であり、
専任技術担当窓口を立て、金型修正や成形条件の見直しに必要な測定項目・データを
共有いただいた上で測定方法を手順書に落とし込むことによって、
社内で対応するのと同等のアウトプットが可能な環境を作り込みます。
また、固定用の治具を設計・製作し、自動測定プログラムを作成して測定を行うことで、
人による測定ばらつきの抑制や測定業務の効率化の提案も盛り込みました。

No.011_提案から導入まで.png

得られた効果

樹脂成形ライン構築のために必要な測定を一括で外部委託することで、
測定結果が必要なタイミングで取得でき、金型修正指示や成形条件出しなどの
コア業務に人的リソースを集約し、スムーズな業務運営を実現しました。
また従来品質管理部門が対応しており、多くの工数を割いていた測定業務を
社内と同等レベルで外部委託をすることができ、人材の採用や設備投資なく
業務負荷を削減することもできました。

No.011_得られた効果.png

その他、JTLではお客様の抱える評価業務での課題やその背景をお伺いし、
技術力と経験、人的・設備的リソースを組み合わせた委託形態をご提案します。

お困りの際はお気軽にご相談ください。
問合せバナー.png



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