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自動測定プログラム作成の外部委託【スポット委託→パートナーシップ委託】

2024.01.22

委託事例

JTLが提供する委託事例をご紹介します。
今回ご紹介する事例は、『自動測定プログラム作成の外部委託』です。

概要

スポット委託からのパートナーシップ委託.png

ご利用企業・部署
企業:切削加工メーカー
部署:生産技術部門

ご利用ソリューション
スポット委託から
パートナーシップ委託へ遷移

ご利用期間
2年

背景

ある切削加工メーカーで、三次元測定機(CMM)を用いた測定を実施していました。
測定は自動測定プログラムを作成・使用をしており、
生産技術部門は加工機調整用の自動測定プログラム(工程別・全項目)、
製造部門は完成検査のための自動測定プログラムを使用をしています。
量産は複数品番が複数ラインで加工がなされ、
それらは初品・中間品・終品の頻度で測定を実施していました。
自動測定プログラムは作成者の属人的なルールで作成されておりプログラムの構文が統一されておらず、
アウトプットされる測定データも同様で、煩雑な管理状況が常態化していました。
また自動測定プログラムを作成できる人材も限られており、負荷が高い状況が継続していました。
No.012_背景.png

提案から導入まで

このような課題に対してJTLは、自動測定プログラムの作成を一括で請け負う提案を行いました。
まず自動測定プログラムの作成方法や構文をルール化することで、
誰がプログラムを作成しても同じものができるように標準化を図ります。
またプログラムを作成できる人材が豊富に在籍しており、
実機を使わずオフラインでのプログラム作成ができる環境が整っているため、
大幅な納期短縮が見込めます。
また治具設計・製作の面においても、豊富な経験から測定誤差の発生しづらい治具を供給します。
測定データのアウトプットに対しては、関係会社が開発した「測定データ管理統合システム」を導入することで、
検査表化・データベース化・統計解析・統計管理図などを自動で取得できるようになります。

No.012_提案から導入まで.png

得られた効果

今まで属人化されていた自動測定プログラムの作成を一括で外部委託することで標準化され、
煩雑な管理状況は解消されました。
合わせて治具作製も受け持つことで、安定した測定データを取得できるような改善もできました。
外部で自動測定プログラムを作成することで、担当者の負荷も軽減し、
コア業務である品質管理の業務に注力できるようになり、「測定データ管理統合システム」の導入によって、
日々の品質管理の効率化にも貢献ができました。

No.012_得られた効果.png

その他、JTLではお客様の抱える評価業務での課題やその背景をお伺いし、
技術力と経験、人的・設備的リソースを組み合わせた委託形態をご提案します。

お困りの際はお気軽にご相談ください。
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