フォルトツリー解析を用いた品質改善支援【スポット委託→パッケージ委託】

JTLが提供する委託事例をご紹介します。
今回ご紹介する事例は、『フォルトツリー解析を用いた品質改善支援』です。

概要

ご利用企業・部署
企業：中堅精密機械部品メーカー
部署：品質保証部門

ご利用ソリューション
スポット委託から
パッケージ委託へ遷移

ご利用期間
1年

背景

量産製品において大きな不具合が発生し、その不具合に対して対策が必要な状況に迫られていました。
特急での対応が必要な中、不具合解析を行い、客先・自社内評価部門・評価の外部委託先との様々な調整が必要となり、
その対応に大きな工数を割かれ、予定していたスケジュール対して遅延が発生していました。
また対策用に人材を確保しているわけではないので、通常業務と並行した対応となり、
社内の社内評価部門の負荷が増大による慢性的に残業時間の増加、リソース不足によって
評価計画が立たない状況が発生していました。
他には対策検討のための不具合分析のノウハウが少なく、対策がスムーズにいかないという課題もありました。

提案から導入まで

このような課題に対してJTLは、不具合対策用の人的および設備リソースの外部一括確保を提案しました。
・評価に必要な設備リソースを確保
・各種評価テーマに対して担当者配置
・テーマを取りまとめる責任者を配置・集約

こうすることで、外部への依頼窓口が一本化され、情報の整理・集約が容易になり、
品質安定化、納期短縮、業務負荷軽減に寄与できます。
また、不具合解析の手法として、「フォルトツリー解析」を取り入れることも提案し、
不具合原因の早期発見による対策リードタイム短縮も併せて提案を実施しました。

得られた効果

フォルトツリー解析を活用して対策を行ったことにより、事象対して適切な評価提案・実施することができ、
短い期間で不具合に対策を講じることができました。
また、評価業務の外部委託先を一本化することで各種調整が大幅に短縮、コスト削減につながり、
既存開発業務への圧迫も改善されました。
その他の効果としては、第三者機関での対策評価を行ったことから、
メーカーに対して信頼性もアピールすることができました。

その他、JTLではお客様の抱える評価業務での課題やその背景をお伺いし、
技術力と経験、人的・設備的リソースを組み合わせた委託形態をご提案します。

お困りの際はお気軽にご相談ください。

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