受託試験

治具作製から前段取り、規格・特殊試験にわたり、R&Dに関わる信頼性評価をワンストップで対応します。

環境試験による受託サービス

スプラッシュウォーター試験/水はね試験

スプラッシュウォーター試験機を用いて、ISO 16750-4 / JASO D 014-4を準拠した試験を実施します。

概要

スプラッシュウォーター試験の委託先にお困りではありませんか?

JTLは総合受託会社として、スプラッシュウォーター試験機を保有しています。スプラッシュウォーター試験機では、高温システム/部品への跳ね水(水またはアリゾナダスト3%を含む水)による熱衝撃試験をシミュレート可能です。異なる温度熱膨張率によって引き起こされる材料の機械的き裂や密閉不良、並びに密閉の損失およびシステム/部品への水の侵入有無を確認することができます。

また、散水試験・耐水試験・噴流試験などの各種装置ラインナップを取り揃えていますので、まとめて試験依頼いただくことも可能です。サンプルの投入・取り出し作業はもちろんのこと、試験準備から試験前後の評価まで一貫した受託サービスをご提供します。

外部委託先・試験場をお探しの方は是非ご依頼ください。

原理

スプラッシュウォーター試験機は装置内で冷却水を循環させ、供試品に向けて規定のノズルから放水を行う試験機です。
供試品の加熱は別装置にて行います。

水はね試験.png

特徴

大小のサイズ問わず幅広いスプラッシュウォーター試験に対応

樹脂水槽サイズがW1.6m×L1.3m×H0.5、ノズルは移動式かつ高さ調整可能のため 大小サイズ問わず試験が可能です。

幅広い試験条件をカバー

スプラッシュウォーター試験機のノズルは1方向から2方向に変更可能です。 また放水条件が規格通りでない試験条件でも、可変可能なため幅広い試験条件で試験可能です。

技術事例

スプラッシュウォーター試験による故障モード確認

スプラッシュウォーター試験例
ISO16750-4に準拠したスプラッシュウォーター試験を行い、高温システム/部品の故障モードの確認を目的としています。

[試験条件]
予熱温度:指定温度による
繰り返し回数:100
水温:0~4℃
水量:(3~4L) /3s(放水時間)
ノズルと試供品表面との距離:325±25mm
供試品の方位:車輌取りつけ方向による

設備ラインナップ

  • エスジェイ株式会社

    SPLASH WATER

    ●水槽:φ580×H900mm
    ●容積:約200L
    ●樹脂水槽サイズ:W1,600×D1,300×H500mm
    ●ジェットノズル:2式
    ●ノズル形状:ISO規格準拠品

    高温槽
    ●型式:HS250
    ●槽内サイズ:W600×H1,200×D600mm
    ●温度範囲:(室温+20℃)~200℃

    ●所有事業所:水戸事業所

Q&A

Q.アリゾナダスト水以外の試験も可能でしょうか?

A.アリゾナダスト水、水でも両方対応可能な設備仕様となっております。

Q.最大可能サイズはどれくらいでしょうか?

A.□400mm程度であれば十分ご対応可能です。

評価業務にお困り事はございませんか?

JTLはお客様の頼れるパートナーとして、
シチュエーションに応じた迅速丁寧な対応を心がけております。
どんな些細なことでも構いませんので、
まずは下記のメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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