大型X線CT装置を活用したリバースエンジニアリング

今回、日立製作所様の「産業用X線CT撮影サービス」とのコラボ実現により
今までJTL所有のX線CT装置ではデータの取得が困難だった大型サイズ、
高密度材の撮影が可能になりました。

㈱日立製作所様　X線CT装置「HiXCT」
設備に関する詳細はこちら「産業用X線CT HiXCTシリーズ」
※産業用X線CTのホームページがリニューアルされました

X線CT装置「HiXCT」の特徴

●X線エネルギー〈9MV〉の高出力・大型テ－ブル(φ1400)のX線装置での測定！
　X線透過可能長さ：[鉄:320㎜]　[アルミ:960㎜]
　撮影可能サイズ：φ1400mm×高さ1100mm

●広いダイナミックレンジでのCT撮像！
　樹脂やゴム等の低密度から、鉄や銅等の高密度材の組合せで構成された
　複合材料のCT撮像が可能

●CT撮像データをCADデータや解析データに活用！
　リバースエンジニアリング、３D照合、CAE解析等

サンプルとして日立製作所様から支給頂いたオルタネータのX線CT撮影データを
用いてリバースモデリングを行いました。

▲ 外観データ(左：X線CT、右：CADモデル)

▲ 断面データ(左：X線CT、右：CADモデル)

実際にリバースモデリングを行った感想としましては、
多くの複合部材のAssy品にも関わらず、各部材の形状がしっかりと撮影できていることにまず驚きました。

また、メッシュ解像度もリバースモデリングを行うには充分なので、
非常に作業がしやすく再現性の高いリバースモデルの作成が可能だと感じました。

現在、X線CT装置を用いたリバースエンジニアリングサービスの引き合いを多く頂いており、
今回のコラボによりさらに対応領域が広がりました。

今まで対応できなかったターボチャージャーやモータのAssy品、
樹脂や鉄の構成部品の複合材も対応可能です。

ご興味ありましたらお気軽にご相談ください。

お問い合わせ先はこちら

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X線CT検査（X線検査）

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キーワード
X線CT、リバースエンジニアリング

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