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不具合発生時の出荷検査工程委託【スポット委託→パートナーシップ委託】

2023.12.12

委託事例

JTLが提供する委託事例をご紹介します。
今回ご紹介する事例は、『不具合発生時の出荷検査工程委託』です。

概要

スポット委託からのパートナーシップ委託.png

ご利用企業・部署
企業:部品メーカー
部署:生産管理部門

ご利用ソリューション
スポット委託から
パートナーシップ委託へ遷移

ご利用期間
8ヵ月


背景

ある部品メーカーで、納入する部品に不具合が発生し、納入前にその部品を全数検査する必要が発生しました。
検査には大型のⅩ線CT装置が必要でしたが、自社では保有をしておらず、
自社で準備をすれば1億円程度の設備投資が必要となります。
また設備投資を行ったとしても納品まで数ヵ月かかり、またいつまで全数検査が必要かの期間が
不透明な状態での設備投資はリスクを伴います。
そのため、このX線CT装置を使用した検査自体を外部委託することを検討していました。
No.009_背景.png

提案から導入まで

このような課題に対してJTLは、保有する大型のX線CT装置(X線CT検査(X線検査))を使用した検査工程委託
の提案を行いました。
まずは無償トライアルで撮像の条件出しから行い、不具合を十分に検出できる装置の能力があるかを確認します。
そこで問題がなければ毎月の生産スケジュールを開示いただき、設備スケジュールの確保を行います。
アウトプットに関しては、先方への提出形式のご指示いただき、報告書の作成代行までを請け負う形を取ります。
また、数量が多いと委託費の負担が大きくなることもあり、毎月の委託数量によっての割引率を設定しました。

No.009_提案から導入まで.png

得られた効果

生産スケジュールに合わせた検査対応を行うことによって、遅延することなく部品を納入することができました。
また、報告書作成も含めて請け負うことで、自社でのデータまとめを省略することができ、スムーズな運用を実現しました。
全数検査は8ヵ月程度で実施を終了しましたが、自社で設備を導入することなく外部委託で対応したことによって、
変動費として処理ができ、無駄な設備投資を避けることができました。

No.009_得られた効果.png

その他、JTLではお客様の抱える評価業務での課題やその背景をお伺いし、
技術力と経験、人的・設備的リソースを組み合わせた委託形態をご提案します。

お困りの際はお気軽にご相談ください。
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