受託計測

製品の精密寸法測定に関わるあらゆるニーズに受託専門ならではの幅広い知識・設備力で対応します。

精密⼨法測定による受託サービス

真円度測定

真円度測定機を用いて、真円度・円筒度・真直度等の精密測定を実施します。

概要

真円度測定の委託先にお困りではありませんか?

JTLは総合受託会社として、真円度測定機を用いて、真円度・真直度(垂直方向)・直角度など幾何公差の精密測定が可能です。弊社所有の真円度測定機は、検出器回転型とテーブル回転型の2種類あり、いずれも接触式の触針タイプです。測定結果は数値のご報告だけではなく、実際の歪み具合を視覚的に表現したグラフィック付きの報告書提出が可能です。

また、真円度測定機の他にも高精度の三次元測定機を多数揃えていますので評価の内容や製品の形状に応じて使い分けが可能です。いくつかの測定機は複数メーカー(カールツァイス製、東京精密製、ミツトヨ製、ライツ製、ヘキサゴン製)保有があり、メーカー指定が可能です。

外部委託先・試験場をお探しの方は是非ご依頼ください。

特徴

様々な測定項目に対応

真円度、垂直方向真直度、直角度、平行度、平面度、同軸度、円筒度、偏心量、振れなどに対応しています。

高分解能・高精度による測定

半径方向の回転精度はRONDCOM 44で0.02μm~、高さ方向の真直度精度は0.12μm(コラム100mm時)~です。

大型重量物も対応可能

測定物が回転するテーブル回転型と測定物を固定して、検出器が回転する検出器回転型の両タイプの測定機を所有しています。
検出器回転型では最大積載径φ900mm、最大積載量200kgの大型ワークの測定が可能です。

自動プログラム測定

測定プログラムを作製して自動測定を行うことで、同一測定品で多数個の測定を行う際にも短時間での対応が可能です。

グラフィカルな測定結果を提供

実際の歪み具合をグラフィックで表示し、数値だけではなく視覚的に捉えることが可能です。

技術事例

測定品の例

・シリンダブロック
・シリンダヘッド
・カムハウジング
・クランクシャフト
・ピストン
・コンロッド
・カムシャフト
・バルブ
・パイプ等の円筒部品

ハイカムシャフトの幾何公差測定(真円度・同軸度・真直度)

テーブル回転型 真円度測定風景

検出器回転型 真円度測定風景

設備ラインナップ

  • 東京精密製

    RONDCOM 73A

    ●測定最大径:φ450mm
    ●測定最大高さ:1,015mm
    ●有効測定最大高さ:300mm
    ●半径方向回転精度:0.06μm
    ●高さ方向真直度精度:0.9μm/200mm
    ●テーブルサイズ:W600×D550mm
    ●最大積載径:φ900mm
    ●最大積載量:200kg
    ●検出器回転型
    ●所有事業所:名古屋事業所

  • 東京精密製

    RONDCOM 44

    ●測定最大径:φ300mm
    ●測定最大高さ:300mm
    ●半径方向回転精度:0.02μm
    ●高さ方向真直度精度:0.12μm/100mm
    ●テーブルサイズ:φ220mm
    ●最大積載径:φ580mm
    ●最大積載量:30kg
    ●テーブル回転型
    ●所有事業所:大阪事業所

Q&A

Q.どのくらいのサイズ、重量まで測定可能ですか?

A.下記のとおりです。

Q.プログラム作成のみや自社設備へのプログラム導入は依頼できますか?

A.可能です。回転型と検出器の種類、製品情報をご連絡下さい。

Q.どのような製品でも測定できますか?

A.測定子の倒れ角にて測定力をコントロールしますが、柔らかい材質の製品は測定が難しい場合もありますので、ご相談ください。

Q.外径円筒基準で内径の円筒測定は可能ですか?

A.同軸が(1mm以内)出ていれば測定可能です。

Q.トレーサビリティ体系図や校正証明書の提出は可能ですか?

A.可能です。国家標準につながるトレーサビリティ体系に基づいた、メーカー校正の証明書と測定結果を発行可能です。

Q.立ち会い測定は可能ですか?

A.可能です。ご希望の場合はお申し付けください。

評価業務にお困り事はございませんか?

JTLはお客様の頼れるパートナーとして、
シチュエーションに応じた迅速丁寧な対応を心がけております。
どんな些細なことでも構いませんので、
まずは下記のメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら