受託計測

製品の精密寸法測定に関わるあらゆるニーズに受託専門ならではの幅広い知識・設備力で対応します。

自動測定プログラム作成・導入による受託サービス

自動測定プログラム作成・導入

製品を自動測定するプログラムを作成し、お客様の測定機へ導入します。

概要

自動測定プログラム作成および導入の委託先にお困りではありませんか?

JTLは総合受託会社として、三次元測定機などの自動測定プログラムを作成し、お客様の測定機へ導入するサービスを提供しています。測定を自動化することは、測定工数の削減や測定者によるデータのバラつきを低減させることに繋がります。JTLでは様々なメーカーの測定機やソフトを保有し、それぞれに精通したメンバーが揃っていますので、お客様のご要望に沿ったきめ細かい対応が可能です。

また、製品を固定するための治具設計や製作から、測定手順書の作成、データ統計管理システムに至るまでの総合的な支援を提案します。

外部委託先・試験場をお探しの方は是非ご依頼ください。

特徴

様々な測定機の仕様に対応

お客様の使用環境に合わせた自動測定プログラムの作成が可能です。
測定機の仕様(サイズ、ソフト、プローブ構成など)も考慮し自動測定プログラムを作成します。

技術担当が現地に出張し、お客様所有の測定機にインストール

弊社技術担当がお客様の測定室やラインサイドにお伺いさせて頂き、測定機へのインストール作業、動作確認を行います。
ご要望がありましたら繰り返し性の確認を目的としたデータ取りまで行い、安心して使用して頂けるよう確実に納入します。

異なるオペレーションシステムへのプログラム変換に対応

「他メーカーの測定機に更新することになった」、または「A社製ソフトで作成した測定プログラムを他拠点のB社製測定機でも使用したい」などといった場合に、作成済みの自動測定プログラムを異なるオペレーションシステム用に変換します。

▼ 対応ソフト
メーカー名 ソフト名
カールツァイス Calypso
ライツ Quindos
東京精密 XYANA2000
ミツトヨ MCOSMOS、RepeatPak、GEOPAK2700
ヘキサゴンメトロジー PC-DMIS

オフラインでの自動測定プログラム作成に対応

3DのCADモデルを使用してオフラインにて自動測定プログラム作成を行うことが可能です。
自動測定プログラム作成では、機上にワークをセットして図面と実物を照らし合わせながら作成することが多いですが、対象物の成型・加工を待って自動測定プログラム作成をスタートすることになり、リードタイムが長くなってしまうという問題点があります。
そのような場合、3D-CADから自動測定プログラムを作成することで事前に準備をすることができ、リードタイムの短縮が可能になります。
また、自動測定プログラム作成時にお客様の測定機を使用しないため、自動測定プログラム作成の間も普段通り測定機をご使用頂けます。

▲ オフラインでのプログラム作成後のシミュレーション動画

画像測定機の自動測定プログラム作成・導入

画像測定機への自動測定プログラム作成、現地への導入も可能です。
お客様には、三次元測定機の自動測定プログラム作成時と同様に、製品と図面またはCADデータのご支給をお願いしています。

固定治具の検討から設計・製作

寸法測定を行う際に、製品を固定する必要があります。測定ポイントの確認と作業性を考慮しながら、弊社にて治具の設計・製作が可能です。
また、自動測定プログラムと一緒に治具を納入することができます。
試験片加工/治具の設計製作

データの統合管理システム

計測データ統合管理システム「MasureTracer(メジャートレーサー)」を使用することで、自動測定プログラムから出力されるデータを自動取込し検査表化、データベース化から統計管理まで行うことができます。
これにより測定後のデータ処理における不具合発生を防ぐだけでなく、工数削減による合理化が可能です。

<活用事例>
・測定結果をExcelや紙の検査表に入力しているが、人的ミスを防ぎたい
・過去のデータをすぐに確認したり、経年の傾向管理をしたい

MasureTracer(メジャートレーサー)とは『株式会社トレサ様 HP』

技術事例

多数個測定の自動測定化によるリードタイムの短縮

多数個の測定が必要な場合、1検体ずつ測定を実施するよりも自動測定プログラム作成し測定を自動化することで、測定工数の削減が可能です。

測定者によるデータのバラツキの低減

測定作業者の測定機器の使い方によって、データがばらつくことがあります。
使用方法が間違っていたり、取り扱い方法の癖、目盛りの読み取りの癖により、測定した数値に誤差が発生することがありますが、
自動測定プログラムを作成し、自動的に測定を行うことで、データのばらつきを少なくすることが可能です。

変形量や磨耗量の調査における同測定ポイントでの評価

変形量や摩耗量を調査する場合、変形前後、摩耗前後で測定値を比較する必要があります。
そのような場合に自動測定プログラムを作成し、同じポイントで測定を行ったり、測定ポイントを可視化したりすることが可能です。

設備ラインナップ

  • 東京精密製

    Calypso

    ●所有バージョン:5.4、5.6、5.8、6.2、6.4、6.6、7.0、7.2、7.4
    ※その他バージョンにも対応可能

  • 東京精密製

    XYANA2000

  • ミツトヨ製

    MCOSMOS

    ●所有バージョン:2.4、3.0、3.2、4.0、4.1、4.2、5.0、5.2
    ※その他バージョンにも対応可能

  • ミツトヨ製

    GEOPAK2700

  • ミツトヨ製

    RepeatPak-PLUS

  • ライツ製

    Quindos7
    Quindos Gears

  • ヘキサゴン製

    PC-DMIS

    ●所有バージョン:2019R1

Q&A

Q.自動測定プログラム作成、導入を依頼する際に必要な情報はありますか?

A.お客様がお持ちのソフト、バージョン、機種と製品情報をご教授ください。
また、もしあれば仕様書もご送付頂けますと幸いです。

Q.輪郭形状測定機や真円度測定機の自動測定プログラムも作成可能でしょうか?

A.内容によっては対応可能ですので、詳細について一度ご相談ください。

Q.オフラインプログラム作成のCADモデルは全て対応していますか?

A.IGES、STEP、DXF形式であれば読み込みが可能です。その他の形式はご相談ください。

Q.自動測定プログラムの現地導入は必須ですか?

A.自動測定プログラムをCD-R、メールで送付することも可能です。
手順書の作製も可能です。

Q.現地導入の日程はどれ程必要ですか?

A.導入内容のボリュームによって変動します。

評価業務にお困り事はございませんか?

JTLはお客様の頼れるパートナーとして、
シチュエーションに応じた迅速丁寧な対応を心がけております。
どんな些細なことでも構いませんので、
まずは下記のメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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