受託試験
治具作製から前段取り、規格・特殊試験にわたり、R&Dに関わる信頼性評価をワンストップで対応します。
受託試験
治具作製から前段取り、規格・特殊試験にわたり、R&Dに関わる信頼性評価をワンストップで対応します。
疲労試験(引張疲労試験/圧縮疲労試験/曲げ疲労試験)の委託先にお困りではありませんか?
JTLは総合受託会社として、疲労試験機を複数台保有し、各種材料・製品の疲労耐久性試験(S-N線図の作成)を行うことが可能です。ISOやJIS等の規格に準拠した試験の対応はもちろん、規格外の試験方法・試験片形状であっても、その内容に応じた治具作製や試験片加工を行うことにより柔軟な対応が可能です。
愛知県名古屋市・神奈川県海老名市の2拠点に複数台保有しているため、試験実施までをスムーズにご案内できます。ご希望があれば立会い試験も可能です。
外部委託先・試験場をお探しの方は是非ご依頼ください。
※大型サンプルの場合は、別の疲労試験機(大型製品の疲労試験(引張/圧縮/曲げ))を使用して試験します。
油圧式、電磁式(リニアモータ式)の疲労試験機を複数台保有しているため、試験条件にあった幅広い試験を行うことが可能です。
恒温槽を組み合わせることで、常温のみならず低温から高温まで(-65~300℃)の温度環境下での疲労試験の実施が可能です。
試験サンプルや治具に熱電対を貼り付けて、温度状態をモニター・記録してながらの試験も可能です。
S-N線図を取得する場合は、試験応力が定まっていなくても弊社内で静的試験を行い、応力水準の提案も可能です。
また、試験中の動ひずみの測定、浸透探傷試験(カラーチェック)、試験時の荷重・ストロークのピーク値モニターなどの測定および付帯作業を弊社で請け負うことで、お客様が手離れよく委託できるサポートをします。
材質は金属・プラスチック・ゴム・セラミック・FRP・CFRPなど、形状は板・丸棒・フィルム・線など、多種多様な試験片にて試験可能です。
材料もしくは製品・部品を支給いただければ、成型・加工により試験片を作製します。
試験片の形状・サイズや試験の方法・条件が規格外であっても、治具の設計・製作や試験片の加工などにより、試験実施に向け柔軟に対応します。
製品に歪ゲージを貼り(最大50chまで)、疲労試験を行う製品評価も可能です。
JIS Z 2273に準拠した引張疲労試験を行い、金属材料のS-Nデータ採取を目的としています。試験片は丸棒だけではなく、JIS Z 2241に準拠した板材で実施することも可能です。
【試験条件】
試験温度:室温
制御方法:荷重制御、片振り
波形:サイン波
周波数:20Hz
応力比:R=0.1
試験回数:最大10⁷回
S-Nデータ、破断後の外観写真、試験時の生データを報告書にまとめ、提出します。
JIS K 7118に準拠し、樹脂材料のS-Nデータ採取を目的としています。始めに静的引張試験による材料強度の確認を行い、その結果から疲労試験応力を任意で設定し試験を行います。
【試験条件】
試験温度:室温
制御方法:荷重制御、片振り
波形:サイン波
周波数:10Hz
応力比:R=0.1
試験回数:最大10⁶回
S-Nデータ、破断後の外観写真、試験時の生データを報告書にまとめ、提出します。
耐久試験において試験サンプルの破損レベルが微小な場合、試験機モニターの荷重だけでは破損のタイミングが不明瞭な場合があります。
AE法を取り入れる事により、破損時の弾性波を検出し荷重のトレンドでは分かりにくい破損のタイミング検出の精度が上がります。
【PDF】AE法を利用した疲労試験
試験機からアウトプットされる荷重やストロークに加え、ひずみゲージを使用し、ひずみ値のモニターが可能です。
局所的なひずみが確認できることはもちろん、ひずみ値に試験素材のヤング率を乗じた値で局所的な応力の算出が可能です。
【PDF】ひずみゲージを利用した疲労試験
コネクタなど摺動部品に対して、微小な相対すべりの繰返しを評価する耐久摩耗試験です。
試験機からアウトプットされる荷重やストローク推移に加え、4端子法による抵抗値推移を確認することが可能です。
【PDF】コネクタのフレッティング摩耗試験
コネクタ部品等に使用されるリード線の揺動試験を疲労試験機を用いて、一定のストロークもしくは荷重にて評価することが可能です。
リード線の剛性減衰傾向等が確認でき、4端子法と組み合わせることで抵抗値の推移を確認することができます。
【PDF】リード線の揺動試験
〈試験事例〉
試験片形状:JIS K 6394 円柱状圧縮試験片 φ29×12.5mm
アウトプット項目:絶対ばね定数、貯蔵ばね定数、損失ばね定数、減衰係数、損失係数、絶対複素弾性係数、貯蔵弾性係数、損失弾性係数、損失正接(tanδ)など
参考規格:加硫ゴム及び熱可塑性ゴム-動的性質の求め方-一般指針
【PDF】ゴムの動的性質(粘弾性)測定
設備名 | 型番 | 主な仕様 | 波形 | 冷凍機付き 恒温槽 |
所有 事業所 |
メーカー | |||||
疲労 試験機 |
EHF-UV050K -40B 島津製作所製 |
駆動方式:油圧式 最大荷重:±50kN(別途10kNロードセルあり) 最大周波数:60Hz(振幅±0.25mm) 最大振幅:±50mm(周波数1Hz) 有効試験ステージサイズ:560×1,000mm 有効試験高さ:354~1,164mm |
正弦波 三角波 矩形波 ランプ波 ハーバー サイン波 等 |
槽内サイズ: W300×H600 ×D300mm 温度範囲: -65℃~250℃ |
神奈川 |
EHF-UV050K -20B 島津製作所製 |
駆動方式:油圧式 最大荷重:±50kN(別途10kNロードセルあり) 最大周波数:50Hz(振幅±0.1mm) 最大振幅:±50mm(周波数0.5Hz) 有効試験ステージサイズ:560×1,000mm 有効試験高さ:354~1,164mm |
神奈川 名古屋 |
|||
E10000 インストロン製 |
駆動方式:電磁式(リニアモータ式) 最大荷重:±10kN(別途1kNロードセルあり) 最大周波数:100Hz(振幅±0.001mm) 最大振幅:±30mm(周波数2Hz) 有効試験ステージサイズ:455×415mm 有効試験高さ:17~877mm |
槽内サイズ: W240×H485 ×D240mm 温度範囲: -65℃~300℃ |
神奈川 | ||
大型製品 向け 疲労試験機 |
NJ-30KN-100 島津製作所製 |
駆動方式:電気サーボ式 最大荷重±30kN 最大周波数:10Hz 最大振幅:±100mm |
- | 名古屋 | |
大型定盤 | 大型鋳鉄製 T溝付定盤 ナベヤ製 |
定盤サイズ:5.4×2.8m JIS2級の2倍相当の平面度を確保 単体:20μm 段差:5μm |
- | - | 名古屋 |
島津製作所製
●駆動方式:油圧式
●最大荷重:
±50kN(別途10kNロードセルあり)
●最大周波数:60Hz(振幅±0.25mm)
●最大振幅:±50mm(周波数1Hz)
●有効試験ステージサイズ:560×1,000mm
●有効試験高さ:354~1,164mm
●波形:正弦波、三角波、矩形波、ランプ波、ハーバーサイン波等
※クリープ試験、応力緩和試験も対応可能
※試験ステージは空気ばねによる防振構造
冷凍機式恒温槽
●温度範囲:-65~250℃
●槽内サイズ:W300×H600×D300mm
●所有事業所:神奈川事業所
島津製作所製
●駆動方式:油圧式
●最大荷重:
±50kN(別途10kNロードセルあり)
●最大周波数:50Hz(振幅±0.1mm)
●最大振幅:±50mm(周波数0.5Hz)
●有効試験ステージサイズ:560×1,000mm
●有効試験高さ:354~1,164mm
●波形:正弦波、三角波、矩形波、ランプ波、ハーバーサイン波等
※クリープ試験、応力緩和試験も対応可能
※試験ステージは空気ばねによる防振構造
冷凍機式恒温槽
●温度範囲:-65~250℃
●槽内サイズ:W300×H600×D300mm
●所有台数:5台
●所有事業所:名古屋事業所、神奈川事業所
インストロン製
●駆動方式:電磁式(リニアモータ式)
●最大荷重:±10kN(別途1kNロードセルあり)
●最大周波数:100Hz(振幅±0.001mm)
●最大振幅:±30mm(周波数2Hz)
●有効試験ステージサイズ:455×415mm
●有効試験高さ:17~877mm
●波形:正弦波、三角波、矩形波、ランプ波、ハーバーサイン波等
※クリープ試験、応力緩和試験も対応可能
インプラント試験治具
●対応規格:ISO14801
●取付角度:30°固定
冷凍機式恒温槽
●温度範囲:-60~300℃
●槽内サイズ:W240×H485×D240mm
●所有台数:2台
●所有事業所:神奈川事業所
Q.データはどのような形式でいただけますか?
A.基本は弊社フォーマットにて報告書を作成しますが、ご希望があれば貴社フォーマットでのデータの提出も可能です。また写真の元データもJPEG・BMP・TIFFの形式で提出可能です。
評価業務にお困り事はございませんか?
JTLはお客様の頼れるパートナーとして、
シチュエーションに応じた迅速丁寧な対応を心がけております。
どんな些細なことでも構いませんので、
まずは下記のメールフォームよりお気軽にお問い合わせください。